魯山人
料理の着物に
鮎躍る
雷や竜巻や、最近の梅雨はややこしおすなぁ。
朝ご出発の時、ざぁざぁ降りやと、ほんまに困ります。
「今日は雨なので、どこかお薦めのとこありますか?」とよく聞かれます。
うちとこは、ほんまに町のまん中に位置してるさかい何処へ行かはるにも
便利どすけど、雨の時は近場やったら京都文化博物館(通称 文博)がお薦め。
そやけど今回は京都国立近代美術館で北大路魯山人の鬼才ぶりをゆっくり観ましょか?
お会いしたこと無いさかい、(生きたはったら132歳)知らんのどすけど
京都人とは思えへん、傍若無人?
思たことを何でも言わはるお人やったみたいどす。
そやけど、有名な言葉も残さはりました。「器は料理の着物」ほんまにそうどすなぁ。
うちとこの料理長はほんまに美味しい美味しい京懐石を造らはりますけど、
「器も大事や」ええ器は料理が輝き生きてくる・・・といつも言わはります。
何も盛り付けてない器・・・鮎が躍りたくなるような器に出会うかも・・・
やっぱり、うちは器も好きどすけど、その上にのっかってるもんの方が好きどすぅ。
美味しい鮎を食べとぅなって来ました。
はよ、帰って鮎焼いて貰ぉっと・・・