緑陰に
山楽の獅子
舞い踊る
将軍家お抱え絵師やった狩野派の脈々と受け継がれて来た一族の圧巻の展覧会。
待望の京都国立博物館でとっぷりと拝見させて頂きました。
「豪壮」から「華麗」へそして新たに徳川幕府の時代に「瀟洒淡麗」へと画風を変えていく
様相を久しぶりに台風一過の爽やかな薫風の日、至福の時を過ごさせてもらいました。
永徳の唐獅子はダイナミックなゴツゴツとした作風、山楽の元は障壁画とも言われた唐獅子は
一頭が睨みを効かせながらもなんとなく美しさと哀愁を兼ね備えた動きにうちは、何度も「へぇ~ふぅん」を繰り返しながら、やっぱり京は凄いなぁ・・・
狩野派の系図も見せてもろたら、凄すぎて改めて狩野探幽の妙心寺さんの法堂の天井で睨んだはる
雲龍図を見に行きとうなりました。
あんまり仰山の名画でお腹ふくれて・・・と思たんどすけどお昼が少なかったし、
何かこってりしたもんでも・・・