女将のひとりごと イメージ

女将のひとりごと

今月のひとりごと -女将が日々を綴る-

女将 写真

せごどんも
島原すみやで
心溶く
(島原 角屋)

今月は京の五花街の六つ目の花街といわれた島原へ行きまひょか。
京都駅にも近いし、重たい旅行かばんはお宿に運んでくれはるデリバリーサービスさんに頼んで、
さぁ身軽に行きまひょ。2名様以上であればタクシーがお薦めどす。
日本最古の花街であった島原は今は<輪違屋>さん一軒のみ置屋さんとして営業したはります。
角屋(すみや)さんは重要文化財の揚屋建築として一般公開したはって、お客様を二階に上げて接待すると言う事から揚屋(あげや)と呼ばれたはって、幕末には新撰組が西本願寺さんからも近いさかい通ったはったんも頷けますなぁ。
そやけど、吉田松陰さんの妹さんのご主人、久坂弦瑞や西郷どんも行ったはった記録も。
近代日本を開くに当たって熱い思いをここで喋ったはったんかなぁ・・そうかここでは、
心ほどいてほっこりしたはったんかしら・・・。と、素晴らしい趣向凝らした建築を拝見させて頂きながら
尽きない思いに時を忘れそうどす。
ここから歩いて10分くらいのとこに龍谷大学ミュージアムがあります。
今はゲゲゲの鬼太郎展というか水木しげるワールドに浸れる展覧会どす。摩訶不思議な世界感の
水木先生の魅力に触れられますえ。
島原うろうろ・・・150年前の現存する建物の遺構を目の当たりにして、
そして龍谷ミュージアムうろうろ・・・あの世この世の仮想空間に心漂わせ、
やっぱりうちは、ちょっと美味しいもんでも・・・。
そやそや、このミュージアムカフェは穴場。意外と知らはらへんし落ち着けます。
サンドが美味しいさかい、ホットと共に、ほっこり。あぁ美味し・・・。

弥生 女将

過去のひとりごと

宿泊予約のご案内

ページトップへ戻る