耳澄まし
都大路の
コンチキチン
(幻の祇園祭)
日本三大祭りのひとつ、疫病退散のお祭り<祇園祭>はコロナ禍で開催が中止となり
うちは寂しい限りどす。
一か月も続く祇園祭は7月1日から7月31日までの長い
お祭りどす。
鉾町に近いうちとこは、祇園祭は特に大賑わい。7月10日頃に建つ
長刀鉾は大丸百貨店のすぐ近くに建てはるさかい四条通りは歩けへんくらいの人込みどす。
この鉾のみ人間のお稚児さんが乗らはります。うちはいつも14日に長刀鉾を拝みに行って、
粽や何やかやお祭りに関したもんを買おてきます。
この時は既に今で言う「三密」以上のもんどす。
そやけど京都の人たちはこの人込みが大好きで既に町衆はハイテンションになったはります。
神事のみ執り行われましたけど、そのお祭りが中止やなんて、
うちがもの心付いてから初めての事どす。
14日の宵々々山・15日の宵々山・16日の宵山と祭り気分は徐々に上がってきて
17日の鉾巡行で前祭り(さきまつり)はクライマックスに。
そしてその夜に三基のお神輿が出る神幸祭が行われます。
なぁんか、懐かしく思えるくらい祇園祭が無いことが悲しいです。
17日にはチェックアウトの後、必ず鉾巡行を見に行きます。
鉾の進行方向の反対周りに,つまり鉾に向かって歩いて行って殆どの鉾を見させてもろてます。
ほんで、汗だくになって三条京極の中のリプトンさんに行って、
冷たいアールグレイのお紅茶とサンドウィッチのランチ。美味しおすぅ。