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女将のひとりごと

今月のひとりごと -女将が日々を綴る-

女将 写真

背割提
薄紅の龍
咲き乱れ
(京都八幡 背割提 せわりてい)

冬の逆戻りがあったかと思うと、急にぽかぽか陽気にならはりました。
三寒四温とはよう言い当てたはります。
この陽気に誘われて、桜好きのうちはちょっと南へ足を伸ばしてみました。
三条京阪から30分ほどで石清水八幡宮駅に到着します。
石清水八幡宮(イワシミズハチマングウ)には行かはった事のあるお客様も多いと思います。
日本三大八幡宮やさかい、大分の宇佐神社、鎌倉の鶴丘八幡宮と並んで有名どす。
うちらは「やわたの八幡さん」と呼んでます。

今回はその八幡さんの向かいに流れてる木津川とその向こうに流れている宇治川との間に挟まれた堤にご案内どす。石清水八幡宮駅から橋を渡ってすぐ、圧巻の桜軍団が目に飛び込んできゃはります。
何かあたりが薄ピンク 薄紅色に染まっていて、とにかく「綺麗やわぁ~」という言葉以外が見つけられず
年々語彙が貧弱になっている事もあって「綺麗やわぁ」を果てしなく繰り返し見惚れてしまいます。
1.4㎞の堤に220本のソメイヨシノの大木。幹の太さが大きくて枝ぶりが町中の桜とは大違い。
栄養満点?な桜どすえ。この背割提はお花見所・人気ランキングで京都府では1位、全国では4位をカウント。それに桜のトンネルは一方通行、人と人がぶつかり合うことなく、ゆるり歩けます。
ほんで堤を歩き切ったら帰りは河川敷に降りてそこも一方通行。
今来た道を振り返るとまたまた角度が違うさかい圧巻の桜並木に再度驚きますえ。
屋台も出たはりますけど、お酒が禁止やさかい騒ぐお人さんもやはらへんし、ほんまに青空と桜のみ愛でてそれだけでお腹いっぱいになります。

時間がおありな方は石清水八幡宮へ。
ご健脚な方はそこから松花堂庭園迄歩いておくれやす。
ここは竹の種類がいっぱいあって素晴らしい庭園どす。
やわたは見所満載どす。やっぱり京は最高どすなぁ。ええ~もうすでに一万歩?お腹減る筈どすなぁ。
そやそや、当館の近くにあるサンチョさん・・・。ええっと、伏見の大手筋商店街に支店があった筈。
再度京阪電車乗って、サンチョさんへ。美味しいサラダと蟹クリームコロッケとミニステーキとご飯。
ああ~美味し過ぎどすぅ。

弥生 女将

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