夏めく日
猿と戯むる
さいの神
(幸神社 さいのかみのやしろ)
5月に入って割と寒い日が続いたはりますけど、今日は初夏を思わせる暑い日になりました。
休館続きやさかい、たまにはお日様の光も浴びて鬱々とした気持ちを吹っ切らないと・・・。
状況は変わらずどすけど、お陰様でスタッフも元気元気で休日を新しい生活様式を守りながら
過ごしたはるみたいどす。
シミが出来るのが困りもんどすけど、骨粗鬆症には太陽の日にも当たらんとあかんらしおす。
思い切って運動靴履いて颯爽と・・。と、行きたいもんどすけど若い人みたいには、いきまへんなぁ。
まず、スニーカーは若い人が履かはるとサマになりますけど、うちが履くと何かオカシナ感じ。
ま、誰も見たはらへんしええけど。
今回はマニアックな神社にと、上へ上へと。
御所が大好きなうちは鬼門に当たる場所を<猿が辻>と言ってお猿さんが守ったはって、
そのお猿さんをたまに見上げとうなります。
お猿さんは、夜な夜な遊びに出やはるさかい金網に入れられたはります。
ふふふ・・そのお猿さんは勿論、木像どすえ。
そのお猿さんの場所から鬼門の方角・・・北東に幸神社があります。
「さいのかみのやしろ」と読みます。御所の今出川御門から今出川寺町まで歩いてそこから北へ。
右手に石柱のご案内を見つけておくれす。そこから西に歩いてすぐに幸神社があります。
住宅地の中やさかい見つけにくいかもしれへんけど、たどり着いたら感動。
そこは日本最古の縁結びの神様が祀ってあります。
本殿の横に行って中をのぞいたらお猿さんが!御所の北東ライン上にやはります。
しかもそのライン上には修学院の赤山禅院の屋根の上にもお猿さんが。
ずっとその先、比叡山の日吉大社の神猿(まさると読みます)と一本のライン上にやはります。
強力な4匹のお猿さんで守られている御所。
摩訶不思議な物語どすけどこの幸神社は疫病や降りかかる悪に対する最強の力がもらえますえ。
たんと拝んで、久しぶりに桝形商店街へ。地元に愛され歴史ある商店街。喉も乾いたし、ちょっと寄りまひょ。
プリンが最高に美味しいライオンカフェ。これにはカフェラテがぴったり。そやけどここのプリンは最高!
ふふふ・・・。お猿さんと戯れた一日どすなぁ。