令和の風
牛車したがえ
賀茂祭
(葵祭にて)
早いもんどすなぁ。桜・さくら・サクラ ラララ・・なぁんて今年の花冷えを喜んでいたのも
束の間、もう葵祭です。
別名 正式には賀茂祭とも呼ばれるこの京都三大まつりのひとつ葵祭は華やかな王朝絵巻どす。
5月1日から神事が始まり上賀茂神社、下鴨神社にてそれぞれに執り行われますえ。
京都市登録無形民俗文化財に登録されている賀茂競馬は蹄の音高く壮観どす。
「けいば」と読まんと「くらべうま」と言います。この神事は上賀茂神社でしゃはります。
葵祭のヒロイン、斎王代が身を清めはる<禊の議>は下賀茂さんでしゃはります。
今年は薫玉堂さんのお嬢様がヒロインに選ばれはりました。毎年才色兼備なお嬢様が選ばれはりますが
祇園祭の御稚児さん同様、なかなか親御さんも大変どすなぁ。
5月15日に500人ほどがゆるりゆるり古(いにしえ)の姿そのままに、
馬36頭、牛4頭を加えて10時30分に御所の建礼門より出発しゃはります。
今月は平成から令和に年号が変わり、皇太子殿下も天皇様になられ新しい風が
日本中にふわり吹いている感じがします。
新緑の青もみじのこの季に平和で安泰な時代が続く様にと
願う気持ちでいっぱいどす。
新天皇様のお若かりし頃、学習院のゼミ旅行で松井別館 花かんざしに御成り頂き、
またそのご縁で秋篠宮殿下と妃殿下も松井本館に御成り頂きその誇りを後世に伝えながら、
日々商いさせて頂いております。有難い事どす。
ゴールデンウィークの10連休もほんまにたくさんのお客様にお越し頂き嬉しい限りでございます。
十分なおもてなしが出来なかったのでは・・・。と、あれこれ考えてしまううちどすけど、
次はこんな風にしたらもっと喜んで頂けるのでは?このお料理はこんな風にお出しした方がいいのでは?と
いろいろ考案してくれるスタッフに助けられて冗談言いながら笑い声絶えないバックヤ―ドどす。
葵祭は最後まで見るには長い時間を要します。
先頭から最後尾まではほぼ1時間くらいかかるさかい、丸太町通りで見るのもお薦めどす。
そやけどだいぶ暑いさかい水分取りながら初夏の風を
感じながら楽しんでおくれやす。
寺町丸太町あたりで、ちょっと一服?
ほな、寺町通りを下がってもろて二条行くまでに東側に村上開進堂さんがあります。
新しくカフェを作らはったしお薦めどすえ。
有名なクッキーは予約しか手に入らへんけど
お茶するにはほんまに素敵な所どす。
京ならではの古い建物をリノベートしゃはって見応え十分。
その上、最近寺町通りは四条通りや河原町通りには無いお店の個性がキラリ
光る通りになってます。
うちもたまに行くと、ふぅ~ん。。。この陶器ええわぁ、このお洋服お洒落、
この椅子座り易そう、京野菜いっぱい!、などなど・・・作り手が見えて文化感じるストリートに。
あっという間に御池通りまで。
そやそやもう少し下がってスマートさんの二階にある洋食べんとあかんわ。
せっかくここまで来たんやし。ハンバーグ、エビフライ、ビフカツ、チキン照り焼き、
などから2種類メインをチョイス。スープ、サラダ、も付いて1200円!めちゃ美味しおす!
勿論スマートさんのコーヒを食後に頼んでパーフェクトどす!!