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女将のひとりごと

今月のひとりごと -女将が日々を綴る-

女将 写真

後祭り
しずしず進む
雄姿なり

今年で3年目を迎えました後祭りは、宵山からゆっくり楽しめるとお客様にも好評どす。
前祭り(さきまつり)の壮大で雅な華やかさとは一味違った趣は、地元の京都人も鉾や山を引かはるお町内の人に手を振ったりと和やかな雰囲気の中しずしずと進まはります。
そやけど御池通りに十基並んだ姿は、圧巻どす。
コンコンチキチンのお囃子と蝉しぐれと相まって、1000年前から都人が守り続けはったこの
お祭りにうちは、やっぱり感動してしまいます。

山鉾巡行が終えると、夕方から三基の御神輿さんが八坂さんに帰らはる還幸祭が始まります。
午前中と打って変わって、りりしい男衆の神輿がもみ合う様子も見ものどす。

一か月もの長いお祭りは、京の夏を彩ります
そしてまだまだ暑い暑い日々の中で、相変わらずの食いしん坊のうちは、やっぱり鱧寿司を
食べないられしません。脂ののった新鮮な鱧は、万能選手。お寿司、落とし、てんぷら、焼き霜
鱧鍋、などなど鱧尽しは京の夏の贅沢どす。
梅雨も明けて、もくもく入道雲に目を細めてさんさんさんと・・町に繰り出しまひょか・・・。

弥生 女将

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