保津川の
水しぶき浴び
トンボ舞う

いよいよ今月はアクティブどすえ。今までも嵐山は何度かこの女将のひとりごとでご案内して
きましたけど、舟に乗ったんは初めてどす。
笑わんといとくりゃす。（笑わないで下さい）京生まれ京育ちのうちも、行ってへんとこたくさん
あります。ずっと体験したかったトロッコ電車にも乗車しました。

うちとこからタクシーでＪＲ二条駅へ、それからＪＲ嵯峨野線で9分で嵯峨嵐山駅　下車。
降りてすぐ目の前にトロッコ嵯峨駅があります。お薦めは当日しか販売されないリッチ号の
車両に乗っておくれやす。5両編成の最後尾5両目のみが、リッチ号と名付けられオープンウィンドウで風を感じながら景色を楽しめますえ。事前に乗車券買おといて、当日並んで交換するのがベスト。
進行方向に向かって右側の座席がお薦めどす。保津峡に差し掛かると川下りしたはる舟が見えて
手を振り合い、何か嬉しおす！ここらあたりから、うちはハイテンションどす。
25分くらい乗って終点トロッコ亀岡で下車、。亀岡で降りたら直ぐに「保津川下り乗船場　直行バス」が待ったはるのでそのバスで15分乗って、乗船場へ。

創業400年を誇る日本一の保津川くだり。イケメン船頭さんが3人ほど乗らはるし、トークは面白いし素晴らしい竿捌きにも見とれますえ。あっと言う間の2時間・・・
本格的な秋を迎える前の青もみじ。大木の後ろに鹿の親子。川面に浮かぶ鵜や鴨の群れ。
急流に差し掛かると、恥じらいも無く大騒ぎ。ふぅ～と、トンボが頭の上を笑いながら舞うたはります。

ほんまに京は凄いとこどすなぁ。ちょっと足のばしただけで、こんな素晴らしい体験が出来るなんて。楽しい楽しい一日どした。

えぇ～珍しく何にも食べてへんて？まさか。ちゃあんと亀岡の隠れ家「とく涛」（とくなみ）さんでほんまに手の込んだ懐石料理のお昼頂きましたえ。美味しくてお値打ちどす。

女将　童心に返る・・・の一日どした。