

長浜や
見渡す琵琶湖
秋いずこ
(滋賀県長浜市 長浜城にて)
まだまだ続いたはります。聖地巡礼。6月にえらい先走ってしもて<大和郡山>に行ってしまいましたが
今度は巻き戻し過ぎどすけど<長浜>に参上どす。
大河ドラマ<豊臣兄弟!>で、羽柴秀吉と小一郎秀長が完成した長浜城から琵琶湖を望むシーンがあってそやそや、長浜に行ってないわ!と。ずっと心の底に仕舞てたんどすけど、(片付けていた)ふっと今日しかないわ!と思いついて当館から徒歩10分で地下鉄四条駅へ。そこから乗車して4分であっという間に京都駅どす。ほんまにどこへ行くにも便利どすなぁ。ほんで直ぐに新幹線に飛び乗って米原へ。ちょっと小旅行気分にも浸れますえ。ここでJR北陸線に乗り換えて10分で長浜どす。いやいや、長浜駅はいっぱい降車しゃはって賑やかな駅どすなぁ。けど空気感はもう既に琵琶湖の美味しさを感じる空気どす。駅舎は新しく綺麗で、<豊臣兄弟!>一色どす。改札出たら、デスクにボランティアガイドさんが座ったはってイラスト地図もくれはって、ほんまに分かり易い事。おおきに。
地図を片手に・・・・と洒落込みたいとこどすけど老眼鏡を取り出し、まずは行くべき所をチェックどす。なんでもこの歳になると時間かかりますえ。何といってもあの美しい姿の長浜城へ!
小一郎が「兄者!いよいよ城持ち大名!おめでとうございます!」嬉しそうに秀吉に言い、竹中半兵衛も加わり、海のような琵琶湖を眺めるという感慨深いシーンやったことが蘇ってきます。そのお城は今は<長浜城歴史博物館>になってます。外観は畏怖堂々堂やけど、中に入ると割とこじんまり。 秀吉のあの有名な甲冑の展示もあり、29本の剣のようなものが兜の頭から放射線状に突き出ていて、一回見たら忘れられへんのどすけど、解説を読んだらこれは剣ではなくて植物の「ねじあやめ」なんやて。そういうとあやめの葉っぱに似ていますえ。しかも頭の上に29本も!!と思いきや材料はヒノキの薄板に漆を塗って軽くて実用的とか。漆を何度も塗り重ねたら強いし頭への負担も少ないやろし・・・と。その隣には黒田官兵衛のお椀を伏せた形の兜が展示してあって初めて赤合子(あかごうす)を見させてもらいました。この博物館は秀吉を中心に歴史を凝縮した素晴らしい博物館どす。最上階はまるで海のように広大な琵琶湖や長浜市街、周囲の山々を360度パノラマで見渡すことができますえ。
歴史的には1573年に<織田信長>対<浅井長政>(あざいながまさ)の<小谷城の合戦>があります。すでに信長の妹「お市の方」が長政に嫁いだはって、いわゆる政略結婚どすけどそやけど夫婦中はよくて、お市の方はそういう意味でも、兄の信長との間で辛かったんやろと思います。そやし秀吉は長政に降伏を諭さはりますけど、やっぱりここは男の意地があるさかい、史実としては長政の自害で終結どす。そやけど今回の大河ではお市が長政を殺して、その後三人娘(茶々・初・江)に力強く生きていく事を誓わせ、自分はその後に自害するという、衝撃的な結末どした。ここのシーンは涙涙どした。
ほんでこの合戦で最も功績が大きかった秀吉に浅井氏の領地が与えられ、秀吉はこの琵琶湖のほとりに新たな城を築き、交通の不便な小谷城から寺院や商家を移して1574年城下町を作らはります。このお城が長浜城どす。この時秀吉38歳やて。まだまだ若おすなぁ。
当時はこの地は「今浜」と呼ばれてましたけど信長の「長」を取って「長浜」と名付けはりました。長浜城は石垣の中に琵琶湖の水を引き入れ船で荷物を運べるようにしゃはった、水城どす。ここら辺から安土桃山時代に入りますが、とにかく戦い戦い戦いの連続・・・う~ん、疲れますなぁ。
ほんで長浜城を出て次は秀吉と石田三成の出会いの像を見に行きまひょ。<三献の茶>の逸話を基に立てはった像どす。
これは有名な逸話どすけど、秀吉が鷹狩りに行ってのどが渇き、滋賀県米原市にある大原観音寺(おおはらかんのんじ)に立ち寄りお茶を所望しゃはったときに幼少の三成が供したという話。1杯目、 喉が渇いた秀吉に対し、大きな茶碗にぬるめのお茶をたっぷり出して渇きを癒やさはりました。2杯目、もう1杯求めはって、先ほどより少し熱めのお茶を少なめに差し出さはりました。3杯目、さらに求められた際、小さな茶碗に熱いお茶をいれて出さはったという話どす。要するに相手の要望や状況に合わせてお茶の出し方を変える細やかな気配りに秀吉が感心しゃはって、家臣として召し抱えたと伝わっています。これは逸話と言われてますけど、ほんまに素晴らしいおもてなし!!うちら(私達)も、お客様にそれくらいの気持ちで接遇しなあかんとこの銅像を見て反省しきりどす。
その後は黒壁ガラス館➡曳山博物館➡大河ドラマ館➡知善院
ほんまに見応えのある楽しい町どす。それぞれに学びが有って然も長浜の人たちの町を盛り上げようとしたはる厚い思いも感じる一日どした。それにしてもちょっとほっこりしまひょ。うちの自慢の嗅覚で、お洒落なカフェが!!<発酵から暮らしを見つめる文化の宿る場所>としてオープンしゃはった<湖のスコーレ>さん。広いスペースにお洋服、生活雑貨、レストラン、工房も兼ねたカフェ。
解放的な明るさと若い力とこの先が感じられるほんまに素敵なカフェ。曳山博物館の前やしすぐわかりますえ。真夏のような秋の日。あゝ、美味しいチーズケーキとカフェオレ。15000歩、歩いたうちのおみ足も笑たはります。ふふふ




































